問題 有害業務を行う作業場とその作業場において定期に測定することが義務付けられている項目の組合せとして、法令上、誤っているものは次のうちどれか。

(1) 溶融ガラスからガラス製品を成型する業務を行う屋内作業場
・・・・・・・・ 空気中の粉じんの濃度


(2) 加硫がまによりゴムを加硫する業務を行う屋内作業場
・・・・・・・・ 気温及び湿度


(3) ドラムバーカーにより、木材を削皮する業務を行う屋内作業場
・・・・・・・・ 等価騒音レベル


(4) エックス線装置を用いて透過写真撮影の業務を行う作業場の管理区域
・・・・・・・・ 線量当量率又は線量当量


(5) 廃棄物の焼却施設において焼却灰を取り扱う業務(設備の解体等に伴うものを除く。)を行う作業場          ・・・・・・・・ 空気中のダイオキシン類の濃度


答え(1)

解説

(1) 誤り。
溶融ガラスからガラス製品を成型する業務を行う屋内作業場では、気温・湿度・ふく射熱の測定義務があります。空気中の粉じんの濃度の測定義務はありません。
空気中の粉じんの濃度の測定が必要なのは、特定粉じん作業の場合ですが、ガラスについては、ガラス原料を混合する場所における作業とガラス原料を溶解炉に投げ入れる作業が特定粉じん作業に該当します。

(2) 正しい。
加硫がまによりゴムを加硫する業務を行う屋内作業場では、気温・湿度の測定義務があります(ふく射熱の測定義務はありません)。

(3) 正しい。
ドラムバーカーにより、木材を削皮する業務を行う屋内作業場は、労働安全衛生規則588条で著しい騒音を発する屋内作業場とされており、同規則590条により、6月以内ごとに1回、定期に、等価騒音レベルを測定することが義務づけられています。

(4) 正しい。
エックス線装置を用いて透過写真撮影の業務を行う作業場の管理区域では、線量当量率又は線量当量を測定することが義務づけられています。
(電離放射線障害防止規則54条)

(5) 正しい。
廃棄物の焼却施設において焼却灰を取り扱う業務(設備の解体等に伴うものを除く。)では、
空気中のダイオキシン類の濃度を測定することが義務づけられています。

*衛生管理者試験の公表問題は、年2回(4月・10月)、公益財団法人 安全衛生技術試験協会が同協会のHPで公表しています。

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