衛生管理者試験の概要について

Q 試験問題の形式は?
A 全て選択式(マークシート)で、5つの選択肢から答えを1つ選ぶ方式になっています。
問題数は、第一種は全44問、第二種は全30問です。

Q 試験時間は?

A 3時間です。但し、科目免除者は2時間15分、特例での受験者は2時間です。

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Q 試験科目は?

第一種 ・・・ 関係法令(有害業務)、労働衛生(有害業務)、関係法令(有害業務以外)、労働衛生(有害業務以外)、労働生理の5科目

第二種 ・・・ 関係法令(有害業務以外)、労働衛生(有害業務以外)、労働生理の3科目

Q 合格ラインは?
A 各科目ごと(第1種は、試験科目のうち、有害業務と有害業務以外に範囲が分かれているものについては範囲ごと)に40%以上得点し、かつ全体で60%以上得点で合格となります。

Q 最近の合格率は?
A 令和4年度の合格率は以下の通りです。

衛生管理者試験の合格率(令和4年度)

第1種衛生管理者試験 45.8%
(受験者数68,066人 合格者数31,207人)

第2種衛生管理者試験 51.4%
(受験者数35,199人 合格者数18,089人)

Q 受験資格は?
A 衛生管理者試験を受験するには一定の受験資格が必要です。
・大学、短大、高専卒でその後1年以上労働衛生の実務に従事
・高校卒でその後3年以上労働衛生の実務に従事
・10年以上労働衛生の実務に従事
などがあります。

受験資格の詳細については、(公財)安全衛生技術試験協会のホームページでご確認下さい。
(公財)安全衛生技術試験協会

Q 実務経験にはどのようなものがありますか?
A 以下の13項目があります。

①健康診断実施に必要な事項又は結果の処理の業務

②作業環境の測定等作業環境の衛生上の調査の業務
③作業条件、施設等の衛生上の改善の業務
④労働衛生保護具、救急用具等の点検及び整備の業務
⑤衛生教育の企画、実施等に関する業務
⑥労働衛生の統計の作成に関する業務
⑦看護師又は准看護師の業務
⑧労働衛生関係の作業主任者としての業務
⑨労働衛生関係の試験研究機関における労働衛生関係の試験研究の業務
⑩自衛隊の衛生担当者、衛生隊員の業務
⑪保健所職員のうち、試験研究に従事する者の業務
⑫建築物環境衛生管理技術者の業務
⑬その他

Q 受験料はいくらですか?
A 8,800円です(2023年8月現在)。

Q 過去問は公開されていますか?
A はい。安全衛生技術試験協会のホームページ上で、毎年、年2回(4月と10月)公表されています。

(公財)安全衛生技術試験協会HP 公表試験問題

なお、衛生管理者試験は毎月1~3回(試験地によって異なる)行われていますので、公表試験問題だけが実際に使用された問題ではありませんのでご留意ください。

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