問題 抗体に関する次の文中の     内に入れるAからCの語句の組合せとして、適切なものは(1)~(5)のうちどれか。

「抗体とは、体内に入ってきた  A  に対して、  B  免疫で作られる  C  と呼ばれる蛋白質のことで、
  A
 に特異的に結合し、
  A  の働きを抑える働きがある。」

     A        B          C
(1) 化学物質    体液性    アルブミン
(2) 化学物質    細胞性    免疫グロブリン
(3) 抗原          体液性    アルブミン
(4) 抗原          細胞性    アルブミン
(5) 抗原          体液性    免疫グロブリン



答え
(5)

解説
2019年10月にはじめて公開された過去問です。
次の言葉の意味を覚えておきましょう。

抗体
体内に細菌やウイルスなどの異物が入ってきたときに、それを攻撃する役割を持った蛋白質(免疫グロブリン)のこと。


抗原
体内に入ってくる細菌やウイルスなどの異物のこと。

体液性免疫
Bリンパ球(B細胞)が、抗体である免疫グロブリンを産生して、それを体液中[血液等]に放出し、その放出された免疫グロブリンが抗原を攻撃する(抗原の働きを抑える)。これを体液性免疫といいます。

細胞性免疫
Tリンパ球(T細胞)自体が、直接、抗原に感染した細胞を攻撃する。これを細胞性免疫といいます。

*衛生管理者試験の公表問題は、公益財団法人 安全衛生技術試験協会が年2回(4月・10月)同協会のHPで公表しています。

これからもブログで、衛生管理者試験の過去問について書いていきますのでよろしくお願いします。

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