問題 ストレスに関する次のAからDまでの記述について、誤っているものの組合せは(1)~(5)のうちどれか。
A 外部環境からの刺激すなわちストレッサーは、その強弱にかかわらず、自律神経系と内分泌系を介して、心身の活動を抑圧する。
B ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与している。
C ストレス反応は、個人差が大きい。
D 騒音、気温などの物理的要因が職場でのストレッサーとなることはない。
(1)A,B
(2)A,D
(3)B,C
(4)B,D
(5)C,D
解説
A 誤り。
ストレスは、心身の活動を活発にしたり、抑圧したりという反応のひきがねになります。
適度なストレスは精神や身体を活性化させます。抑圧するばかりではありません。
B 正しい。
ストレス反応には、ノルアドレナリン、アドレナリンなどのカテコールアミンや副腎皮質ホルモンが深く関与しています。典型的なストレス反応として、副腎皮質ホルモンの分泌の亢進(増加)があります。
C 正しい。
ストレス反応は、個人差が大きいのが特徴です。
D 誤り。
騒音、気温などの物理的要因が職場でのストレッサーとなることがあります。
その他昇進、昇格、転勤、配置替えなどもストレスの原因となることがあります。
正解(2)
*衛生管理者試験の公表問題は、年2回(4月・10月)、公益財団法人 安全衛生技術試験協会が同協会のHPで公表しています。
今後もブログで、衛生管理者試験の過去問について書いていきますのでよろしくお願いします。
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