こんにちは。衛生管理者試験 専門講師の高山です。
今回の衛生管理者試験対策ブログのテーマは【血液】です。

1.出題頻度は?

過去問 直近10回中【血液】の問題は9回出題されています。

※H25.10~H30.4までの過去問10回分の当社分析による。
※過去問(公表試験問題)は、衛生管理者試験の主催団体である 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 が年2回(4月・10月)HP上で公表しています。

2.血液の基礎知識

○血液の成分
【液体成分(約55%)】血漿(けっしょう)
【有形成分(約45%)】赤血球・白血球・血小板

・血漿 ・・・アルブミングロブリンなどの蛋白質が含まれている。

・赤血球・・・赤血球中のヘモグロビン酸素を組織に供給する。全血液の体積の約40%を占める。寿命は約120日で白血球に比べて長い

・白血球・・・体内への細菌や異物の侵入を防御する。

・血小板・・・核を持たない不定形の細胞で、止血の機能がある。

3.血液の出題ポイント

・血漿中の蛋白質のうち、アルブミン血液浸透圧の維持に関与し、グロブリン免疫物質の抗体を含む

・血液の容積に対する赤血球の相対的容積をヘマトクリットという。貧血になるとその値はなる。

・白血球の一種であるリンパ球には、細菌や異物を認識し攻撃するTリンパ球と、抗体を産生するBリンパ球などがあり、免疫反応に関与している。


血液の凝固とは、血漿中のフィブリノーゲン(線維素原)がフィブリン(線維素)に変化して血液が固まること。

血液の凝集とは輸血などの際に赤血球が集まってしまう現象

・赤血球数、白血球数、基礎代謝量、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値で、正常値に男女差がないとされているものは『白血球数』

・ABO式血液型は、赤血球による血液型分類の一つで、A型血液の血清は抗B抗体をもつ

4.問題練習(正誤問題)

問題
Q1 血液は、血漿と有形成分から成り、有形成分は赤血球、白血球及び血小板から成る。

Q2 血液中に占める赤血球の容積の割合をヘマトクリットといい、貧血になるとその値は高くなる。

Q3 血漿中の蛋白質のうち、グロブリンは血液浸透圧の維持に関与し、アルブミンは免疫物質の抗体を含む。

Q4 白血球の一種であるリンパ球には、細菌や異物を認識し攻撃するBリンパ球と抗体を産生するTリンパ球などがあり、免疫反応に関与している。

Q5 ある人の血漿中のフィブリン(線維素)と別の人の血清中のフィブリノーゲン(線維素原)との間で生じる反応を血液の凝集という。


解答

A1 ○ 正しい。

A2 ✕ 誤り。血液中に占める赤血球の容積の割合をヘマトクリットといい、貧血になるとその値は低くなります。

A3 ✕ 誤り。説明が逆です。アルブミン血液浸透圧の維持に関与し、グロブリンは免疫物質の抗体を含みます

A4 ✕ 誤り。説明が逆です。白血球の一種であるリンパ球には、細菌や異物を認識し攻撃するTリンパ球と、抗体を産生するBリンパ球などがあり、免疫反応に関与しています。

A5 ✕ 誤り。血液の凝集とは、輸血などの際に赤血球が集まってしまう現象です。

今回は『血液』について書きました。
お読みいただきましてありがとうございました。

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