こんにちは。衛生管理者試験対策講習会 専門講師の高山です。
今回のテーマは【視覚】です。

1.出題頻度は?

過去問 直近10回中【視覚】の問題は7回出題されています。

※2018年4月 ~ 2022年10月までの過去問10回分の当社分析による。
※過去問(公表試験問題)は、衛生管理者試験の主催団体である 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 が年2回(4月・10月)HP上で公表しています。

2.視覚の出題ポイント

眼の構造

 
①水晶体
眼は、水晶体の厚さを変えることにより焦点距離を調節して網膜の上に像を結ぶようにしている。
近くを見るときは厚く、遠くを見るときは薄くなる。
☞水晶体の厚さの変化は遠近の調節が目的。

②網膜
網膜には、明るい所で働きじる錐状体(すいじょうたい)と、暗い所で働き弱い光感じる状体(かんじょうたい)の2種類の視細胞がある。

③虹彩(こうさい)
眼に入る光の量を調節するため虹彩が伸び縮みをして瞳孔の大きさを変えている。
☞虹彩はカメラのしぼりの働きをします。

④近視
眼軸が長すぎるために、平行光線が網膜の前方で像を結ぶものを近視という。
眼軸とは眼の角膜から網膜までの距離です。

⑤遠視
眼軸が短すぎるために、平行光線が網膜の後方で像を結ぶものを遠視という。

⑥乱視
角膜が歪んでいたり、表面に凹凸があるために、眼軸などに異常がなくても、物体の像が網膜上に正しく結ばないものを乱視という。

⑦暗順応
明るいところから急に暗いところに入ると、初めは見えにくいが暗順応によって徐々に見えやすくなる。

今回は『視覚』について書きました。
お読みいただきましてありがとうございました。

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