問題 在籍労働者数が60人の事業場において、在籍労働者の年間の延べ所定労働日数が14,400日、延べ実労働時間数が101,300時間であり、同期間の疾病休業件数が23件、疾病休業延べ日数が240日である。このときの疾病休業日数率及び病休件数年千人率の概算値の組合せとして、適切なものは次のうちどれか。

  疾病休業日数率 病休件数年千人率
(1)0.10     227
(2)1.67     227
(3)1.67     383
(4)2.37     103
(5)2.37     383

 

答え(3)

解説

この問題は、労働衛生管理統計の 疾病休業日数率 病休件数年千人率についての問題です。

疾病休業日数率

疾病休業日数率は、在籍労働者が、所定労働日数100日あたり何日病気で休んだか示します。

疾病休業日数率 = (疾病休業延日数 ÷ 在籍労働者の延所定労働日数) × 100

(疾病休業延日数【240日】÷在籍労働者の延所定労働日数【14,400日】)×100
=疾病休業日数率【≒1.67】

病休件数年千人率

病休件数年千人率は、労働者1,000人あたり1年間何件病休があったか示します。

病休件数年千人率 = (疾病休業件数 ÷ 在籍労働者数) × 1,000

(疾病休業件数【23件】÷在籍労働者数【60人】)×1,000
病休件数年千人率【≒383】

これからもブログで、衛生管理者試験の過去問について書いていきますのでよろしくお願いします。

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