こんにちは。衛生管理者試験 専門講師の高山です。
今回の衛生管理者試験対策ブログのテーマは【骨折】です。

PHOTO-骨折

1.出題頻度は?
過去問 直近10回中【骨折】の問題は4回出題されています。

※H25.4~H29.10までの過去問10回分の当社分析による。
※過去問(公表試験問題)は、衛生管理者試験の主催団体である 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 が年2回(4月・10月)HP上で公表しています。


2.出題ポイント

(1)骨折の分類
骨折には、いろいろな分類方法がありますが、試験に出題されるのは次の2つの分類方法です。

①完全骨折 と 不完全骨折
完全骨折・・・完全に連続性が失われた骨折。骨折端どうしが擦れ合う軋轢音、変形などが認められる。
不完全骨折・・ひびがっているが連続性が完全には失われていない骨折。

②単純骨折 と 複雑骨折
単純骨折・・・皮膚の下で骨が折れているが、皮膚にまで損傷が及んでいないもの。
複雑骨折・・・皮膚や皮下組織の損傷を伴うもので、骨折端が皮膚を破って外に出ている場合もある。開放骨折ともいう。

POINT 完全骨折・不完全骨折・単純骨折・複雑骨折の意味を確実に覚えましょう!


(2)骨折の応急手当

骨折の応急手当で試験に出ているのは、副子(ふくし)と搬送上の注意点です。

①副子(ふくし)
副子とは、骨折した患部を固定して動きを制限するためにあてるもので、段ボール、雑誌、傘などを使用する。副子をあてるときはその先端が手先や足先から少し出るようにする

②搬送上の注意点
脊髄損傷が疑われる場合は、損傷部分が動かないようにしなければならないので、硬い板の上に乗せて搬送する。


3.
練習問題(正誤問題)にチャレンジ!

Q1 単純骨折とは、骨にひびが入った状態のことをいう。

Q2 複雑骨折とは、骨が多数の骨片に破砕された状態をいう。

Q3 完全骨折では、骨折端どうしが擦れ合う軋轢音、変形などが認められる。

Q4 骨折部の固定のため副子を手や足に当てるときは、その先端が手先や足先から出ないようにする。

Q5 脊髄損傷が疑われる場合は、負傷者を硬い板の上に乗せて搬送してはならない。


[正解・解説]

A1 × 誤り。骨にひびが入った状態は不完全骨折。

A2 × 誤り。複雑骨折は、骨が多数の骨片に破砕されているのではなく、皮膚や皮下組織の損傷を伴うもので、骨が皮膚を破って外に出ている場合もあるものをいう。

A3 ○ 正しい。

A4 × 誤り。副子を手や足に当てるときは、その先端が手先や足先から少し出るようにする。

A5 × 誤り。脊髄損傷が疑われる場合は、硬い板の上に乗せて搬送する。

今日は『骨折』について書きました。 
またこのようなブログを書いていきますのでよろしくお願いします。
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